こんにちは、四姉妹のパパ、ラブドラです。
今日のテーマは学資保険のメリットデメリットと投資とどちらがいいかについてです。
子どもの教育費の積立て、学資保険でやろうか投資にしようか迷うニャ…
学資保険のメリットはなんだニャ?
学資保険って投資と比べてどっちがいいニャ?
我が子の教育費をどうやって積立てしようか悩んでいるパパさん。
私は四姉妹の教育費を、当初6年は学資保険で積み立てていましたが、途中から全額解約し投資に変更しました。
現在はジュニアNISAを4人分開設し均等分配して投資しています。
そんな私の経験から見た学資保険のメリット・デメリットと、なぜ投資に変更したのかその理由を公表します。
- 加入して分かった学資保険のメリット・デメリット
- 学資保険はどんな人に向いているか
- 加入していた学資保険を解約してインデックス投資に変えた理由
- インデックス投資って何?
- 投資は学資保険の代わりになるの?
- ジュニアNISAの利回り収支は?
- 子どもの金融リテラシーを高める必要性
- 利息がつく
- 死亡補償制度の対象になる
- 所得控除の対象になる
- 解約時期により元本割れする可能性がある
- 突然出費が必要になっても出勤できない
- 学資保険は利回りが年々低くなっている
この記事を読めば、パパさんの家庭に学資保険が合っているかどうかが分かり、どのような方法で教育費の積立てをすると良いか方向性がわかります。
大切な我が子の教育費はパパさんにとっては永遠のテーマ。
そんなパパさんの気持ちが少しは楽になるような内容となっていますので、ぜひ読んでください。
それではどうぞ👋
そもそも学資保険ってどういうもの?
学資保険ってどういうものなのか。
学資保険は簡単に言いますと、保険会社の貯蓄商品です。
教育費の積み立てを目的とした商品で、子どもの年齢が加入時から19歳になる年の3月まで(つまり高校卒業時まで)に毎月決めた金額を天引きで積立てしていくものです。
満額の貯蓄額については、契約者が金額を設定できます。
例えば下の表は、満額を200万円とした場合の例です。
加入期間 | 子供が19歳になる年の3月まで(高校卒業まで) |
毎月の支払額 | 約12,000円 |
加入して分かった学資保険のメリット・デメリット
学資保険を約6年間加入していた時に思ったメリット・デメリットについて表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
契約後3年が経過してから父親が死亡した場合、死亡補償として満額が出る(自殺した場合も可) | 銀行口座の様に簡単に出金できない、一部引き出しも不可能なので急な出費が必要な時にも対応できない |
解約手続きをしない限り引き出せないので、長期間の天引き貯蓄に向いている | 保険会社が定める事務手数料を満期まで支払い続ける |
所得控除の対象になる | 利回り率が年々低くなっている |
銀行金利よりも大きな利息が付く | 3年位払った後でないと、解約しても事務手数料で元本割れする |
学資保険のメリット
上の表を参考に、学資保険のメリットについて順に解説していきます。
利息がつく
保険会社ならではのメリットして、利息がつきます。
ここで言う学資保険の利息とは
満期解約時に元本の何パーセントの利息がつくか
と言う意味です。
同じ金額・同じ期間で積み立てたら、学資保険の利息の方が銀行の利息より良いって聞くニャ。
確かに、銀行よりもいい利息が付きます。
しかし、そもそも銀行の預金利息については
大手メガバンク3行で年利0.02%
と、もともと非常に少ない利息なので、実際にはあまり参考になりません。
また、この利息は契約する保険会社や時期によって差が出るのでよく確認してください。
私が契約した時(2013年時点)の満額の利息は約4%でしたが、それ以降ドンドン下がっていると聞きます。
契約時にはココは重要ですので、契約時は必ず確認しましょう。
死亡補償金制度がある
また、学資保険には死亡補償金制度があり、私が加入していた学資保険の場合、
満3年契約続ければ、契約者が死亡した場合に満額補償される
さらに特徴的なのは、これが父親の自殺であっても支払われるということです。
不慮の事故であったり、現代病である仕事のストレス等で突然の死を迎えるようなことがあってしまっても、3年という短期間の契約を続けると補償されるのは大きなメリットと言えそうです。
でもちょっと考えたくない場面だニャア💦
しかし仕事のストレスは誰にでもあることです。
家庭のために一生懸命なパパさんなら万一のことは尚更起こり得ることですからね…
そのような事態の備えの一つとしても、学資保険は機能します。
所得控除の対象になる
学資保険は所得控除の対象となるので、年末調整で申告すれば税金が返ってきます。
節税対策としてこのような保険に加入しておくこともメリットとなります。
学資保険のデメリット
次に、学資保険のデメリットについて見ていきましょう。
こちらも先ほどの表を参考にしながら解説していきます。
解約時期により元本割れする可能性がある
学資保険は途中で解約ができます。
しかし学資保険は契約中に一定の事務手数料が発生します。
この事務手数料があるために、早期に解約すると元本割れする可能性があります。
私が加入していた学資保険の場合は、満3年以内に解約すると元本割れする保険内容でした。
契約時に、いつまでに解約すると元本割れするかは確認した方がよさそうだニャ
突然出費が必要になっても出金できない
学資保険は解約しなければ途中出金できないので、突然の出費が必要な場合でも当てにできません。
手元に余裕資金がなくなるような資金設定をしないように注意しましょう。
「すぐに出金してしまうので、貯めるのが苦手だ」なんて人には丁度いいかもしれませんね。
学資保険は利回りが年々低くなっている
さっき少し説明しましたが、学資保険の満期まで加入した時の利息は年々下がっていると聞きます。
私が契約したときの利息は約4%でしたが、その後解約時(2019年時点)の利息を確認したところ1%になっていました。
1%!!!利息がかなり減ってることに驚きでした💦
契約時の利回りは学資保険の最大のメリットですので、契約時にこの金額は慎重に判断しなければいけません。
学資保険はどのような人に向いているか
これらのことを踏まえて、学資保険がどのような人に向いているか考えると
こんな人には学資保険はオススメ!
・父親の死亡リスクに備えた保険がほしい
・満期まで加入すれば確実に増えてくれるならそれでいいと思う人
・貯める意思が弱く、手元にあるとお金を引き出してしまう人
・銀行の預金金利よりも利回りの高い方法で貯蓄できればいい人
・投資が全く苦手、またはできない人
こういった人には、教育費対策の一つとして学資保険を考えてもいいと思います。
これを読んで「うちの家庭向けかも」と思ったパパさん、利回り等を慎重に考えながら、学資保険を調べてみることから始めましょう。
加入していた学資保険を解約した理由
私は、6年間加入した学資保険を解約し、インデックス投資に資金移譲しました。
なぜ学資保険を解約しインデックス投資に変えたのか。
それは4人目が生まれた節目で真剣に考えたからでした。
私は4人目が生まれた時点で学資保険の総額を計算したところ、合計で約200万円位でした。
4人もの教育費をこのまま学資保険だけで貯蓄できるのか
と考えた結果、学資保険を解約し、その日までの貯蓄を投資的な金融商品に変えることにしました。
そうしなければ、とてもじゃないが教育費は貯めれないと思ったからです。
学資保険を解約した理由
・リスクをとって投資をしないと十分な教育費は貯められないと思った
・学資保険にかかる事務手数料が多額でもったいないと思った
・新NISAも始まることから、投資の準備資金にして運用しようと思った
インデックス投資に変えた理由
私はこれまで貯めた学資保険の資金を、最終的にはインデックス投資に全額切り替えしました。
インデックスって何?なんでソレに変えたの?
について説明しますね。
インデックスって何?
インデックスとは何か。
簡単に言うと
インデックスとは、市場の値動きを示す指数(インデックス)に連動した値動きを目指す投資手法
インデックス銘柄を買えば、その市場を構成する複数の銘柄に分散投資できます。
難しい話になるので、インデックス投資の特徴を簡単に説明すると
- 信託報酬(事務手数料と同じようなもの)が安い
- 長期目線の資産形成に向いている
- 証券口座を開設すれば簡単に買える
- 利息が年利で4%前後を見込める
となっています。
そしてここが重要!
過去30年間を見ても、大多数のインデックスファンドはほぼ右肩上がりで上昇し続けているんです。
インデックス投資でどんな銘柄を買ったの?
インデックス投資に切り替えて購入した銘柄は
- 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
の二つです。
は?ニャンだって?
そういう横文字多いのわからニャいよ!
そうですよね💦
簡単に言うと
全世界の株式に分散して投資するインデックス銘柄
全てアメリカ株に投資するインデックス銘柄
どうしてインデックス銘柄に変えたのか。その理由は
- 投資によりリスクを取らなければ、今後4人分の教育費は貯まらない
- 学資保険の利回りが少ないと思えた
- 新NISAの非課税枠で教育費を貯めたかった
- 会社員がほったらかしてもできる投資だから
となります。
インデックス投資に変えた理由
少し説明が長くなりましたが、私はインデックス投資に変えた理由は今説明した2点が理由で
・インデックスファンドは過去30年間概ね右肩上がりで上昇し続けており安定している
・ある2つのインデックスファンド銘柄を購入しほったらかしておけば、サラリーマンでも投資ができる
このように安定したほったらかしてもできる投資方法をやれば学資保険よりも満期の利益が見込める。つまり、
学資保険の代わりにインデックスファンドをやれば安定してもっと利益が増やせる
と考えたからです。
投資は学資保険の代わりになるの?
投資は学資保険の代わりになるのかどうか。
こう言った意見のパパさんも多いと思います。
そう思われているパパさんには
投資をやると大きくお金がなくなると思っているから大丈夫なのか
投資に対して家族(特に妻)が「危険なものだから」などと許してくれない
といった悩みがあるのではないでしょうか?
そもそも投資って大丈夫なの?
この意見はまだまだ根強く残っています。
「投資」というと、ギャンブルである、お金を損するものであるという意見がまだまだ残っています。
投資がギャンブルであるのかについて
ギャンブルになるような買い方をすればギャンブルになる
というのが正しいですね。
例えばどんな買い方がギャンブルのような投資になるニャ?
例えば、個別株の購入に関して言うと
- 短期目線で株価の値上がりを狙い、すぐに売ってしまう買い方(いわゆるデイトレ)
- 「直近で大きく値下げしたから、すぐに上がるかも」と戻り益を狙う買い方
- 具体的な購入理由がないのに、端的な情報だけで詳細がわからない銘柄を買う
- レバレッジ取引を行う
これらは一例ですが、このような買い方をすれば短期では利益を出せても、長期目線では利益になりにくいでしょう。
こういった買い方を避ければ、投資はとても健全な資産形成の方法になります。
こう言った点に気をつけて投資をすれば、投資は学資保険の代わりにもなる、とても健全な資産形成です。
学資保険を止めて投資したいけど、妻が投資に反対する
最近は投資ってよく聞くから、ホントはやりたいニャ
でも妻が「危険だから、学資保険でそのまま貯めればいいでしょ」っていうニャア
このように、家族、とくに妻が反対するため、学資保険を解約して投資する隙がないパパさんもいるでしょう。
そんな時は、こちらの記事を参考にして、妻にも見せながら投資の大切さを説得してみてはどうですか?👇
この記事を見るとわかりますが、実は
世界の主要先進国は投資により多くの資産を築いている
日本は資産形成がとても遅れている
という悲しい現実がわかり、投資の必要性がわかります。
妻を前向きな気持ちにするにはとても重要な内容となっていますよ。
ジュニアNISAの収支状況や利回り
現在私は、四姉妹それぞれにジュニアNISAを開設し、その経過を公表しております。
そしてジュニアNISA4口座分の収支は安定的に増加しています。
記事の経過を見ても分かる通り、3ヶ月間で10%以上の利益を生み出してます。👇
参考→→ジュニアNISAでインデックス投資3銘柄を購入し徹底比較
子どもの金融リテラシーを高める必要性
日本は主要先進国と比べて、子どもに投資や金融に関する知識を教える制度が整っていません。
そのため、これからは父親が投資の知識を身につけて、そのノウハウを子どもに教えていくべきです。
なぜなら、子どもへの金融教育を行えば、将来自らお金を稼げる大人になるかどうか変わるからです。
こちらの記事も参考にどうぞ👇
イクメンパパさんは、金融教育の重要性をよく考え、まずは自分から投資をして、我が子の金融リテラシーが高まるよう努力するべきです。
まとめ
本日は、学資保険のメリット・デメリットや、投資と比べてどちらがいいかについてまとめました。
- 加入して分かった学資保険のメリット・デメリット
- 学資保険はどんな人に向いているか
- 加入していた学資保険を解約してインデックス投資に変えた理由
- インデックス投資って何?
- 投資は学資保険の代わりになるの?
- ジュニアNISAの利回り収支は?
- 子どもの金融リテラシーを高める必要性
- 利息がつく
- 死亡補償制度の対象になる
- 所得控除の対象になる
- 解約時期により元本割れする可能性がある
- 突然出費が必要になっても出勤できない
- 学資保険は利回りが年々低くなっている
学資保険のメリット等を考えた結果、我が家は学資保険を途中解約し、教育資金を投資で作ることに切り替えました。
結論、学資保険のメリットがパパさんの家庭に合っているなら良いと思います。
しかし、今後の時代は投資にチャレンジしていかなければ目標とする教育費には届かず、また社会の貯金から投資へシフトする流れにも対応できなくなると思われます。
いずれにせよ、我が子の教育費問題に関して私が思うことは
学資保険でも投資でも、とにかく早く始めることが大切である
と言うことです。
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