こんにちは、四姉妹のパパ、ラブドラです。
本日のテーマは子どもが習い事をやめたいと言ったらどうするかについてです。
うちの子せっかく1年もやった英語を辞めたいって言ってきたニャ!
小学生までやらせる気だったのに…
こういう時って子どもになんて言ったらいいか迷うニャ
続けさせたいけど、無理にやらせるのもニャア…
突然我が子から「習い事やめたい」との深刻な訴え
親としてどうするべきかとっても悩みどころですよね。
- まずは習い事を辞めたい理由を探ろう
- 習い後をやめるメリット・デメリット
- 「辞めていいよ」というべき時はどんな時?
- 「辞めちゃダメだよ」というべき時はどんな時?
- 決して親都合になるな!
実は私は
空手道3段
少林寺拳法初段
剣道初段
と生涯を通じて、主に武道の習い事に精通してきました。こんな感じの人間です👇
ただ面倒くさいガンコ親父にしか見えんニャ
今でも空手道は30年以上継続中で、我が子も習っており、私自身も指導員として多くの子どもに教える立場です。
そんな習い事を30年もやっていると
老若男女多くの人が入会したり、辞めたり、中には再び入り直したり、さらには辞めた人がその後どうなっていったか
と多くの人を見てきました。
そんな私の経験から、もしも子どもが辞めたいと言ったらどうするかをまとめましたので、今後のことを迷うパパさんはぜひこの記事を読んでください。
きっと我が子に「やめちゃダメだよ」「だったらやめてもいいよ」どちらを伝えるべきかのヒントが見つかりますよ。
あまり時間がないパパさんは、せめて下に書いてある「習い事を辞めていった人は大人になってどうなったか」だけでも読んでみて下さい。
30年の間に空手で出会った人たちがその後どんな人生になったかをまとめてありますよ!
それではどうぞ👋
まずは習い事をやめたい理由を探ろう
子どもが「やめたい」と言ったら、まずは怒らず急かさずに、冷静に親身になって話を聞いてあげましょう。
そして原因を深く掘り下げて聞き、以下の理由になってないか確認しましょう。
子どもの自己都合による理由
子どもの自己都合によらない理由
以下にそれぞれの理由について解説します。
子どもの自己都合による理由
もしもこの理由だった場合は
親が説得して、子どもに続けさせた方が良い場合が多い
と言えます。
子どもの自己都合による理由ってなんだニャ?
具体的に言うとこんな場合👇
- 気持ちの弱さが原因
- 我慢していない
- 辛いことから逃げている
- ただ単に「楽しくない、嫌い」なだけ
- 他のこと比べて自分が下手だと劣等感を持っている
もしもこういった理由に当てはまっていたら、説得の余地ありと言えます。
ちなみに、子どもにとっての「我慢」の大切さは別の記事でも紹介しています。
子どもの自己都合によらない理由
もしも子どもの自己都合によらない理由に当てはまるのなら、今すぐにやめさせた方がいい場合があります。
例えばこんなの👇
- 同じ習い事の生徒からイジメられている
- 先生の立場の人から、直接的暴力や、言葉の暴力のように度を超えた指導などがある
こう言った理由なら、親御さんは
子どもの話を親身になって聞き、先生に直接言うなど、習い事に直接関わっていくべき
だといえます。
言葉の暴力って言うけどさぁ、それも先生からの指導だから、「我慢しなさい」とも言っていいんじゃニャイ?
その方が本人のためじゃないかにゃ?
難しいところですよね…
「我慢」はとても大切ですが、執拗な叱責は、小さい子どもにはトラウマになったり、下手すると心の成長にも害になるで、ここは慎重になった方がいいです。
こういう場面は親も子どもも大変だニャ
習い事をやめるメリット・デメリット
パパさんママさんが参考になるように、習い事をやめるメリット・デメリットについてまとめました。
これらは、子供へどんな影響があるかを中心にまとめました。
習い事をやめるメリット
習い事を辞めるメリットは、時間ができる(空く)ことです。
空いた時間を子どものために別の習い事をやったりできます。
もしも上記したような「子どもの自己都合によらない理由」によりやめたなら、新たな習い事にチャレンジするのもいいかと思います。
以上です。
え?これだけ?なんか薄くない?他にメリットないのかニャ?
子どもにとって、継続してることを辞めてしまうメリットはあまりないと考えてますので…
わかったわかった、「習い事を辞めるメリットはそんなにない」ということで次いこうニャ
逆に、デメリットはかなりあると考えています。
習い事をやめるデメリット
習い事をやめてしまうと、以下のようなデメリット(苦労)があります。
ちょっと意識してほしいのは、
大人になってから影響するデメリットが多い
という点に注目してください。
やめ癖がつく
これが1番厄介なものです。
簡単に諦めてしまうと、継続力がなくなって「やめ癖」が付きます。
一度始めたことは簡単に諦めちゃいけない
実はコレを子どもに教えることが、習い事をやらせる上で1番大切なことかも知れません。
簡単に「やめる」と言う選択を可能にしてしまうと、大人になってから大変ですよ。
「やめ癖」から派生して様々な弊害が発生します👇
心が弱くなる
継続することは、子ども自身が自分の心と戦わないとできません。
にもかかわらず、継続しなければいけない場面で簡単に諦めてやめれば、当然心も弱くなります。
習い事は、体験させることが目的ではありません。一つのことを嫌でも我慢してやることで、心を強くすることも大切な目的なんです。
他の事でも我慢しなくなる
簡単に「やめ癖」が付けば、他の事においても我慢しなくなります。
それは大人になっても続きます。
大人の世界は我慢の連続です。我慢し継続してやっと違った考え方や目標ができて、何かを得られるのが大人の世界じゃないですか?
仕事がそうです。
あなたの可愛い我が子が、仕事で我慢せずにやめ癖がついてしまったらどうしますか?
その努力は、もう子どもの習い事から始まっているんですよ!
子どもの才能が伸ばせない
習い事の良い点の一つとして、親が教えれない未知の分野を体験できて、それによって新たな才能を伸ばせることです。
しかし、一つの分野を理解できるまで体験するには時間が掛かるものです。
理解できる前に辞めてしまうと、新たな子どもの才能は伸びません。
これはとてももったいない事💦
少なくともその分野について、子どもが納得できるまで続けたからやめるのか否かよく考えてみましょう。
結果を出せない人間になる
継続力がなく、我慢できない大人は、仕事などでも結果を出す人間になれません。
大人や社会人になったら、全て結果を求められるのは当たり前です。
そんな大人の世界の常識を、子どもの習い事を続けることで教えることも大切なことですよね。
「やめていいよ」と言うべき時はどんな時?
ここまで説明したことを踏まえて我が子に「習い事やめてもいいよ」と言うべき時はどんな時か。
同じ教室の生徒からイジメを受けている時や、指導をする先生の過剰な暴力暴言がある時のように、やめたい理由が子どもの自己都合によらない理由である時はその習い事をやめることも考えましょう。
「やめちゃダメだよ」と言うべき時はどんな時?
- 気持ちの弱さが原因
- 我慢していない
- 辛いことから逃げている
- ただ単に「楽しくない、嫌い」なだけ
- 他のこと比べて自分が下手だと劣等感を持っている
辞めたい理由が、このように「子どもの自己都合による理由の時」は、
「辞めちゃダメだよ」
と積極的に言いましょう。
そして、子どもにもう少し頑張るように促しましょう。
ここが大切なところ
ここで辞めれば、子どもの将来にも関わってきます。
子どもの内から「やめ癖」や我慢できない性格を作ってしまわないよう、しっかり子どもと会話して説得しましょう。
習い事に関して、決して親都合になるな
子どもに習い事をたくさんやらせる親御さんがいます。
しかし、習い事をやらせる時に
子どもに色々触らせてみたい
子どもの内から資格を持たせたい
など、親都合だけの目標や志でやらせるのは注意が必要です。
なぜなら最初からやめる前提で習い事を始めているからです。
面白くなかったらやめようね
資格取ったらやめようね
子どもの意見や要望を聞かずに、親の都合で始めた習い事も、いずれ親の都合でやめさせられます。
もしも子どもが
もっとやりたいよぉ〜
と言って来た時に、親がやらせたくなかったらやめさせることになります。
習い事はやめるデメリットが多い
このことを良く考えて、決して親都合にならないようにしましょう。
勿体無いからは危険
親都合で習い事をする理由として
資格を取ったら辞めよう
と言うのがよくあります。
このような気持ちで始めた習い事だと、子どもが資格を取る前に「やめたい」と言って来た時に、
まだ資格取ってないから今までの分が勿体無い
と言う気持ちで「ダメ」と言ってしまうことがあります。
しかし、辞めたい理由が、先ほど説明したような「子どもの自己都合によらない理由」だったら大変な事になるので、「勿体無いから」という親都合の理由は捨てましょう。
習い事をやめていった人は大人になってどうなったか
9歳から習い事で空手道を始めて、早30年。
これまでに色々な人と出会い、様々な人生を見て来ました。
そんな中で、実際にやめていった人がその後大人になってどうなったのか一例を書きます。
決して全員がこのようになるわけではないのですが、大多数の人の結果でまとめました。
我が子の習い事をやめさせるかどうか迷った際は、この下の記事も参考にしてください。
自己都合でやめた人のその後
自己都合でやめた人は、大人になっても苦労を重ねている人が多い傾向があります。
まず、やめる理由として
- 面白くなくなったから
- みんなより下手だと思うから
- 勝てない、結果が出ないから
- 受験勉強に時間を使いたいから
- 仕事が忙しくて行けなくなってきたから
と言った理由がよくありました。しかし、どれもこれも
自分と向き合って工夫すれば解決する問題ばかり
であることがわかりますよね。
習い事を続けることに何かの問題があった時、『やめる』と言う選択は1番短絡的で工夫のない選択なんですよね。
しかし、この選択を簡単にできるようになると、
習い事以外のどんな事においても努力しなくなる
そんな人間を多く見て来ました。
前置きが長くなりましたが、じゃあ自己都合で簡単にやめていった人がその後どんな人になったかというと
- 志望する高校や大学に合格したら、その後の努力を怠る
- 仕事が継続できず、就転職を繰り返す
- 新しいことにチャレンジしない(その努力を嫌う)
- 人付き合いが苦手
- 自分に自信が持てない
こういった人を多く見てきました。
受験勉強のために辞めるのはしょうがないんじゃニャイの?
本当に結果を出す人は、勉強と習い事をきちんと両立させて、時間の工夫をしている人が多いですね。
限られた時間を有効活用して成果を出してます。
または、一度休会して目的達成したらまた復活する人もいます。
ちゃんとやる人は、簡単に辞めないわけだニャ
自分に厳しいニャア…
継続は力なり 大切なのは続けること
では、習い事を簡単にはやめなかった人がどういった大人になったかというと
- 目標達成できるまで諦めない
- 就きたい仕事に就いてからも結果を出す
- 仕事と習い事の両立のため、時間と内容を工夫する
- 人当たりがいい
- 多少の困難も挫けない
といった人が多いです。
こういった人達に『やめる』という選択は最終手段です。そう簡単には選びません。
それは大切なのは続けることだと知っているからです。
『継続は力なり』
習い事はやめてしまえばそれで終わりですが、それでは我が子の成長が期待できません。
むしろ、辞めることの抵抗感がなくなる方がリスクかもしれません。
親だったら、どんなことでも続けることが大事だと教えていくべきではないでしょうか?
まとめ
本日は、子どもが習い事を辞めたいといったらどうするかについてまとめました。
- まずは習い事を辞めたい理由を探ろう
- 習い後をやめるメリット・デメリット
- 「辞めていいよ」というべき時はどんな時?
- 「辞めちゃダメだよ」というべき時はどんな時?
- 決して親都合になるな!
子どもが習い事を辞めたいといってきたら、まずはやめたい理由が
子どもの自己都合による理由かどうか
について考えましょう。
もしもその理由が
- 気持ちの弱さが原因
- 我慢していない
- 辛いことから逃げている
- ただ単に「楽しくない、嫌い」なだけ
- 他のこと比べて自分が下手だと劣等感を持っている
こういった理由が原因ならば、「子どもの自己都合による理由」と言えます。
その場合は
やめちゃダメだよ
と積極的に言う事をお勧めします。
なぜなら、その後の子どもへの悪影響が強くなってしまうから。
簡単にやめ癖が付くと
- 志望する高校や大学に合格したら、その後の努力を怠る
- 仕事が継続できず、就転職を繰り返す
- 新しいことにチャレンジしない(その努力を嫌う)
- 人付き合いが苦手
- 自分に自信が持てない
このような大人になる可能性があります。
大人になっても結果を出している人は、習い事でも『やめる』という選択を簡単にはしません。
本当に大事なのは継続すること。
その基礎は、習い事を通じて我が子が小さい内から身につけさせた方が賢明です。
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